肩腱板断裂手術

 

 腱板とはいわゆるインナーマッスルと呼ばれる筋肉の腱の部分で、

肩の動きに非常に大切な役割を持つ組織です。

インナーマッスルは4つあり、肩を安定させる役割があります。

腱板が切れてしまうと、肩に痛みが出たり、力が入らなくなり腕が挙がらなくなったりします。

腱板断裂は、転倒して肩をぶつけたり、手や肘をついて肩が突き上げられたりして受傷することが多いのですが、

明らかなけががないのに使いすぎによって突然肩が上がらなくなるような場合もあります。

 

 断裂した腱板を内視鏡を使って修復する手術が腱板断裂の手術です。

手術した腱板は、約3ヶ月で骨に付き、十分な強度になるには半年かかるため治療には時間がかかります。

手術後、損傷の程度によりますが、肩に負担をかけてつないだ部分が切れてしまわないように約1ヶ月間装具をつけます。

その間に全く動かさないと肩が固まってしまいますので、

負担のかからないように理学療法士が可動域(関節の動く範囲)を維持・拡大するリハビリをおこないます。

さらに、筋力も落ちてしまうので、つないだ部分に負担のかからないような範囲で肩周囲の筋肉のトレーニングを行います。

切れていた部分の筋肉を鍛え始めるのは手術後約2ヶ月後からです。

スポーツに復帰するのは約半年後です。これまでに可動域と筋力を戻していることが必要です。

 

  スポーツ復帰がリハビリのゴールなら、この期間の間に肩以外の部分をリハビリすることも大切です。

例えば、肩の使い過ぎで腱板が損傷してしまった場合、

肩に負担のかかる動きをしている可能性が高いと考えられます。

その場合、肩の可動域や筋力が戻ったとしても、また症状が再発する可能性があります。

約6カ月間の間に、下半身・体幹を使って肩に負担のかからない良い動作ができるような動作を身につけることも大切です。

当院では、このように個々人にあわせたリハビリプランを作成し、

様々なゴールに向かってお手伝いをさせていただいております。

 

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